在宅で仕事をする際に役立つ資格「31選+おまけ4選」

「自宅にいながら仕事をしたい」
そんな気持ちをお持ちの方は多いと思われますが、
何も実績やスキルもない状態だとなかなか取り組むまで行かない方も多いのでは?
確かに在宅ワークの場合の多くは、業務委託になるため、
実績重視で仕事を依頼されるケースが大半です。
しかしあなたが取り組もうとしている職種の資格を持っておくと、
少なくとも仕事に必要な最低限のスキルは持っていると判断され、
何もないよりは仕事の受注を取りやすくなります。
実務経験は、実際に企業で働いて積むのが王道ですが、
事情により外に働きに出にくい方は、まずは資格を取ることも一つの手です。
まず最初に仕事を取り、こなす事が出来れば、
一つ経験を積むことができ、さらに次の仕事につなげる事できます。
その最初の一歩の足掛かりとして、
在宅ワークの仕事をとるきっかけになる資格をご紹介します。
在宅で仕事を行うなら持っておくとよい資格
1. MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
MOSとは、「Microsoft Office」を使いこなせるという事を客観的に証明できる資格です。
「Microsoft Office」には、Word(ワード)やExcel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)
などの各ソフトがあります。
業務内容によっては、高度なスキルを必要とする場合があるため、
どの程度使いこなせるのかといった部分については、企業側からすると見えにくい部分になります。
VBAを使えるという人はいても、実際にVBAでこんな事ができるというのは、
第三者から見ると判断がつきにくい部分です。
MOSを持っていると、Word(ワード)やExcel(エクセル)などの「Microsoft Office」は、
使いこなせると認定されるため国際資格のため、在宅ワークだけでなく、
就職・転職時にも持っていると有利な資格になります。
在宅ワークで役立つ仕事内容としては、
エクセルの場合は、VBAを用いたマクロの作成。データ入力や資料の作成。
ワードの場合は文章の校正や資料作成など。
特にExcelは、通常業務での使用機会が多く、
マクロの作成ができると在宅での依頼も比較的多いので、持っておくと良い資格です。
●試験について
試験は各Office製品のソフトのバージョンごとに取得できます。
各ソフトのバージョンの中でも、一般レベルである「スペシャリストレベル」と、
上級レベルである「エキスパートレベル」とにわかれており、それぞれ難易度が異なります。
できれば、Excelの「エキスパートレベル」を取得しておくと、在宅での受注が受けやすくなります。
●勉強方法
基本的には独学か、スクールなどに通って勉強することになりますが、
ユーキャンなどの通信講座でも、MOSの対策講座を行っています。
●MOSのデメリット
MOSは、各ソフトのバージョンごとでの資格となるため、
Officeの新しいバージョンがリリースされた際は、最新版のOfficeを使いこなせる事を証明するために、
また新しいバージョンのMOSを受験する必要があります。
新しいバージョンのリリースサイクルは、約3年です。
一つ前のバージョンからだと、それほど大きく機能が変わる事はないですが、
いくつも前のバージョンの資格だとすると、それだけMOSを持っている価値が薄くなってしまいます。
2. 日商PC検定2級以上
MOSと同じく業務レベルでのPC操作に必須といえる、
「Word」「Excel」「PowerPoint」を用いた検定試験なのですが、
MOSに比べると、よりビジネスとしてOfficeを使用することに特化した試験内容になります。
MOSは幅広く、機能を使える事を証明する一方、
日商PC検定の場合は、エクセルであれば分析。ワードであれば社内外の文書作成などが
使える事を前提とするため、操作スキルだけでなく、一般的なビジネスの知識も問われます。
実際、3級以上の試験には実技と知識があります。
●試験について
日商PC検定は、1級~3級と4級にあたるBasicがあります。
2級以上の資格を持っていると、 「日商PCプロフェッショナル」に認定され、
ビジネスレベルで、一定のスキルを持っていると評価されます。
●勉強方法
基本的には独学か、スクールなどに通って勉強することになりますが、
ミライフなどの通信講座でも、日商PC検定2級までの対策講座を行っています。
※ユーキャンは3級のみです。(2018年11月時点)
●Officeのバージョンについて
MOSと異なり、使用するOfficeのバージョンは特に指定されていません。
ただ通信講座やテキスト・参考書などで勉強される場合は、
そのバージョンの仕様になっていますので、テキストの画面と若干異なっている事があるので、注意が必要です。
ライティング系の在宅仕事をする際に持っておくとよい資格
3. Webライティング能力検定
https://日本webライティング協会.com/contents/kentei/
その名の通り、WEBにおけるライティングスキル能力を問う検定になります。
ライターとして在宅ワークをしたいという方はもちろん、
SEO対策の基本的な知識がある文章をかけるという事の証明にもなります。
Webは動画や音声などでの訴求方法もありますが、まだまだ文字の文化です。
訴求力のある文章をかける人材は、多くの企業が欲しがるところです。
●試験について
Webライティング能力検定は、1級~3級があります。
試験は、2~3ヶ月に一度に開催されますが、受験者が少ないと実施されない場合があるようです。
1級を持っていると、この検定を運営している「一般財団法人 日本WEBライティング協会」から
記事作成の依頼や、企業へのライター斡旋を優先的に行ってもらえます。
88点満点中、
80点台 → 1級
70点台 → 2級
60点台~53点まで → 3級
となります。
●勉強方法
協会の販売するテキストを購入し、独学での勉強となります。
受検費用とテキスト代、DVD、論文添削サービスがセットになっているセットもあります。
●類似の資格があるので注意
Webライティング能力検定の他に、
Webライティング技能検定という非常によく似た名前の検定があります。
4.Webライティング技能検定
https://crowd-kentei.or.jp/about_test/about_web_writing_proficiency_exam/
一般財団法人「日本クラウドソーシング検定協会」が運営する検定です。
合格すると「WEBライティング実務士」に認定されます。
各クラウドソーシングサイトとタイアップしているため、
「WEBライティング実務士」に認定されると、報酬アップや案件の優先供給など、
在宅ワーカーにとっては非常に嬉しい特典が、各クラウドソーシングサイトごとに提供されます。
在宅でライターとして、ライティング案件をこなしていきたい方であれば、
間違いなく取得しておいた方がよい資格です。
●試験について
月に一度、WEB上で行われます。
選択問題と、文章作成問題があります。
●勉強方法
「WEBライティング技能検定講座」を受講しないと、検定試験を受ける事ができません。
受験の際には、講座費用の他に受験費用がかかります。
●Webライティング能力検定とWebライティング技能検定の違い
Webライティング能力検定は、ライティングに関する事だけではなく、
国語力や倫理・法的な部分、SEOなど、Webライターに必要な知識やスキルを得る内容になります。
Webライティング技能検定は、
どちらかというとクラウドソーシング利用者向けの優良在宅ライターの育成に視点を置いている印象です。
クラウドソーシングの枠にとらわれず、
様々なWebライティングを学びたい方は「Webライティング能力検定」の方が合っています。
在宅ライターとして、企業の案件をこなしていきたい方は「Webライティング技能検定」を受講し、「WEBライティング実務士」の認定を受けた方が、仕事面での優遇があります。
もちろん両方取っておくに越したことはありません。
5. 校正技能検定
https://www.editor.co.jp/exam/
1966年より実施されている歴史ある資格です。
文章に誤字、脱字などの不備がないかを確認する日本で唯一の校正資格になります。
出版関連の仕事に就きたい方には、アピールできる数少ない資格ですが、
在宅ワークでも校正の仕事もあるため、持っていて損はない資格です。
●試験について
級は、初級〜上級まであります。
本検定を運営している日本エディタースクールが指定しているコース受講後でないと
試験を受ける事ができません。
上級試験は、中級試験に合格しないと受験できません。
初級は後述の講座を受講し、修了すると自動的に資格認定されます。
中級は年二回(7月と12月)
上級は年一回(3月)に試験が実施されます。
●勉強方法
日本エディタースクールが指定している講座を受講しなければいけませんが、
逆に言うとこれさえしっかり受講していれば、独学でテキストなどを購入して勉強する必要はありません。
●受講コースについて
下記の講座を受講すると、校正技能検定初級に認定され、中級の受験資格が得られます。
夜間講座
総合コース
校正コース
通信講座
校正コース
校正フレックスコース
下記の講座を受講すると、中級の受験資格が得られます。
夜間講座
選択研修コース
編集コース
●2019年に全日制講座と土曜講座開講
2019年初旬に開校予定の下記講座を修了しても、
校正技能検定初級に認定、及び中級の受験資格が得られます。
全日制講座
校正者養成専門コース
土曜開校講座
校正教室
●資格の取りやすさ(難易度)
上級、中級共に、合格率40%前後となっています。
きちんと受講していれば、比較的取りやすい資格です。
WEBデザイン・イラスト系の在宅仕事をする際に持っておくとよい資格
6. 色彩検定
公益社団法人色彩検定協会(通称:AFT)が運営する検定資格です。
色を扱う仕事したい方なら、色彩検定1級の資格を持っている事で、
ビジネスに役立つ実践的な色彩技法が身に付いている証明になります。
WEBであれば、バナー一つ作るにしても、配色を考える必要があるので、持っておくとよい資格の一つです。
●試験について
1級~3級及びユニバーサルデザイン級(UC級)があります。
※UC級は2018年12月より開始された新設の級です。
試験は1級は年1回ですが、1次・2次試験があります。(1次は11月。2次は12月)
2級、3級、UC級は年に2回(6月と11月)。
受験資格はないため、無資格でもどの級からでも受ける事が可能です。
全国各所で開催されていますが、
1級2次は、 札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡のみの開催となります。(2018年11月現在)
●勉強方法
色彩検定は、20年以上もの歴史があるため、参考書や過去問、テキストなど豊富にあります。
1級でも独学で頑張れば取得できるレベルですし、
実務レベルでアピールしたいなら、1級の取得を目指した方がよいでしょう。
※1級2次で行う実技をクリアする事で、ある程度の実力を示すことができます。
ただ1級は年に1度しか検定試験を行っていないため、
合格確立を上げるなら、スクールや通信講座に通った方がいいです。
ただスクールに通う時間がない主婦やサラリーマンの方であれば、
通信講座で勉強するのが現実的です。
1級の通信講座は数が少ないですが、ヒューマンアカデミーが提供している通信講座がおススメです。
「AFT色彩検定1級対策講座 1次試験」
「AFT色彩検定1級対策講座 2次試験」
色彩検定1級は、1次試験に合格し、2次試験に落ちても、
2年間は1次試験を免除され、2次試験から受験できます。
スクールや通信講座は、費用がかなりかかってしまうので、
時間がかかっても良いのであれば、独学で勉強されるのも一つです。
ちなみに1級の合格率は約30%前後です。
●色彩検定とカラーコーディネーターとの違いについて
色彩検定と似た検定に「カラーコーディネーター」があります。
どちらも色彩について学んでいる事を示す資格ですが、
似ているが故にどちらを取ればいいのか迷われる方もいられます。
色彩検定はどちらかというと、美的感覚や感性についての比重が高い資格になります。
カラーコーディネーターは、色彩を理論的に学ぶ事に特化した資格です。
どちらかと言うと、配色というよりも工業向けの測色などをする際に必要な知識を学べます。
WEBデザインの観点でいうと、色彩検定の内容の方がマッチしていると言えます。
7. Photoshopクリエイター能力認定
https://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/
Adobeの画像編集ソフト「Photoshop(フォトショップ)」を、
ある程度使いこなせることを示す資格になります。
特にwebに関するデザインを行う上で、
画像編集ソフトを使ったデザインや制作スキルは必須と言えます。
全ての機能を知り尽くし、使いこなすのは熟練者でも出来る人は限られますが、基本的な部分は使えるということを示す資格になります。
●試験について
本検定は、サーティファイというビジネス能力検定団体が運営しています。
試験は、全国の提携しているパソコンスクールなどで随時開催されています。
受験資格は特にありません。
級はエキスパートとスタンダードの2つで、難易度は難しくありません。
合格率:72%
参照元:ビジネス能力認定サーティファイ
https://www.sikaku.gr.jp/ns/ps/exam/content/
●勉強方法
テキストや問題集、過去問などがあります。
独学でも十分合格出来る内容ですが、実技があるため、フォトショップをお持ちで無ければ、購入するかパソコンスクールなどに通われている方は、そちらで実技の練習をする形になります。
●この資格を取る意義
フォトショップの基本操作が出来る事を証明するこの資格ですが、実際には作成した作品であなたの能力を評価される事がほとんどです。
就職においても、在宅仕事の請負においても、その点は同様になります。
比較的誰でも取れる資格のため、実力を示す資格というよりかは、あくまでこんなソフトを使える基本スキルがありますよというアピール程度の資格になります。
8. Illustrator(イラストレーター)クリエイター能力認定
https://www.sikaku.gr.jp/ns/il/
Adobeのグラフィックデザインソフト「Illustrator(イラストレーター)」を、
ある程度使いこなせることを示す資格になります。
webはもちろんですが、イラストやデザイン全般に使えるため、使いこなせるとデザイン系の仕事にはかなり活用できます。
フォトショップよりも、使用難易度は高いですが、こちらも基本操作が出来る事を示す資格のため、難易度は高くありません。
合格率:68.9%
参照元:ビジネス能力認定サーティファイ
https://www.sikaku.gr.jp/ns/il/ind/about/content/
●勉強方法
フォトショップの資格同様
テキストや問題集、過去問などがあります。
独学でも十分合格出来る内容ですが、実技があるため、イラストレーターをお持ちで無ければ、購入するかパソコンスクールなどに通われている方は、そちらで実技の練習をする形になります。
級はエキスパートとスタンダードの2つです。
●フォトショップとイラストレーター、どちらを勉強すべき?
本格的なweb制作会社の案件を取りたい場合は、1からデザインし、作り上げていくため、色彩検定1級、フォトショップ、イラストレーターのスキルは持っておいた方がいいです。
余談ですが、クラウドソーシングで、webデザインの仕事を取る場合は、コンペ式という採用方法があります。
依頼内容に沿って、バナーやロゴを作成し、多数の応募者の中からクライアントが採用された作品の制作者に報酬が支払われる方式です。
バナー1つ場合でも、色使いや配置など、よく見せるための理論がありますこで、これらを理解し、作り上げる力が必要になります。
ただ既存サイトの運営担当レベルであれば、フォトショップの使用スキルを持っていれば、十分な場合が多いです。
WEBサイト作成の在宅仕事をする際に持っておくとよい資格
9. HTML5プロフェッショナル認定試験
LPI-Japan(特定非営利活動法人エルピーアイジャパン)主催の民間資格です。
資格難易度は、レベル1とレベル2があります。
レベル1を取得していないと、レベル2の試験に合格したとしても、資格認定されません。
なお、資格効力期間は5年間となります。
●試験について
試験時間は、90分ですがアンケートや説明時間も含まれています。
パソコンを用いた試験のため、合格不合格は試験終了時にわかります。
試験資格は特にありませんが、もし不合格だった場合、
受験日の翌日より数えて土日含む5日目以降になります。
合格率は公表されていません。
●勉強方法
各スクールや通信講座で対策講座を開催されていますし、テキスト類も豊富にあります。
どのように勉強していけばいいか迷われている方は、
公式ページに「効果的な学習の流れ」というページがありますので、確認してみて下さい。
https://html5exam.jp/measures/
●この資格の実用度について
試験内容は、定期的にブラッシュアップされていきますので、
より現場で使う頻度の高いスキルの証明ができると思われます。
また資格取得から5年以内に、取得しているレベルを再受験するか、
上位レベルの資格を受験する事で、資格を有効なまま5年目以降も維持する事ができます。
このように再受験を行う事で、最新のHTML5の技術を有する事を証明する事ができるため、
有用度はかなり高いと思われます。
10.WEBデザイン検定技能試験
現在WEB制作における日本で唯一の国家資格になります。
内容は、HTML5,CSS3だけでなく、PHPやJQueryなど、一部プログラム系の出題もあります。
また1級ではCMS作成などの実技もあり、一部データベースを触る問題もあるようです。
WEBデザインと称する試験ですが、デザインに関する内容はほぼ出題されないようですので、
WEBコーダー、WEBプログラマー向けのWEBサイト構築能力を問う試験になります。
なお国家資格のため試験に合格すると、合格した各級の「技能士」を名乗る事ができます。
●試験について
いずれの級も、学科と実技があります。
2級、3級については、年に3~4回。全国の指定都市で行われています。
1級については、年に1回ですが学科と実技で試験日が分かれており、
主に東京や大阪などの主要都市でしか試験が行われていないようです。
1級の合格率:約12%
2級の合格率:約39%
3級の合格率:約55%
(平成28年時点)
●受験資格について
3級:なし
2級:3級合格者、または2年以上の実務経験者
1級:2級合格後、2年以上の実務経験者、または7年以上の実務経験者
●勉強方法
2級、3級に関してはテキストや通信講座を行っているスクールがいくつかみつかったのですが、
1級対策のテキストや通信講座が見つかりませんでした。
ただ過去問は、公式サイトに掲載されているので、
そちらで独学での勉強するほか、現状なさそうです。
WEBデザイン検定技能試験の過去問掲載ページ
http://www.webdesign.gr.jp/kentei/publication.html
設計の在宅仕事をする際に持っておくとよい資格
11. CAD利用技術者試験
1990年10月に開始された歴史ある試験です。
CADソフトについての技術を証明する資格試験になります。
試験内容が、
「3次元CAD利用技術者」と「2次元CAD利用技術者」に分かれます。
3次元CAD利用技術者は、1級・準1級・2級にランク分けされています。
2次元CAD利用技術者はランク別に、1級・2級・基礎があり、
1級は「トレース」「建築」「機械」にそれぞれ分野が分けられています。
なお「基礎」は、インターネット形式での試験になります。
2級は会場にて、パソコンでの試験になり、双方とも試験終了後の合否発表となります。
●試験と受験資格について
「2次元CAD利用技術者」については、2級・基礎の受験資格はありません。
1級は、2級資格取得者、または過去に1級を取得した方になります。
2級、基礎は申込期間内に受験申し込みを行えば、随時受けることができます。
1級は全分野、年2回試験が開催されます。
「3次元CAD利用技術者」の試験については、年二回全てのランクが同日に開催されます。
準1級および1級は、2級を合格していないと受験できません。
●勉強方法
テキストや問題集、過去問は出ています。
公式サイトでも推奨するものが掲載されていますので、参考にしてみて下さい。
http://www.acsp.jp/cad/%e8%a9%a6%e9%a8%93%e5%af%be%e7%ad%96%e3%82%ac%e3%82%a4%e3%83%89/
通信で勉強されたい場合は、ヒューマンアカデミーの通信講座がおススメです。
http://haa.athuman.com/academy/cad/qualification/cad.asp
●受験者と合格率
こちらも公式サイトに掲載されていましたので、参考までに。
http://www.acsp.jp/cad/%e7%b5%b1%e8%a8%88%e6%83%85%e5%a0%b1/
12. オートデスク認定資格プログラム
https://www.myautodesk.jp/certification/
AutoCADのソフトウェアを開発している企業「AUTODESK, Inc.」が実施している、
世界共通で認定される資格制度です。
CADソフトには、多数の種類がありますが、中でも日本で最も利用率の高い「AutoCAD」に関する
実務レベルでの操作・活用スキルを問う資格になります。
日本では2013年から開催されており、初級者向けの「オートデスク認定ユーザー」と、
中級者以上向けの「オートデスク認定プロフェッショナル」の二つがあります。
●資格について
オートデスク認定プロフェッショナルは、
プロとして実務に耐えうるスキルを備えている事を証明する資格になります。
受験科目は「AutoCAD」「Autodesk Inventor」に分かれており、
実技と学科試験が行われます。
試験に合格すると、
「AutoCADプロフェッショナル」「Autodesk Inventorプロフェッショナル」の認定をそれぞれ受けられます。
オートデスク認定ユーザーの受験科目は、
「AutoCAD」「Autodesk Revit Architecture」「Autodesk Fusion 360」の3つで分けられており、
これらの基本操作が出来るかどうかを問われます。
試験に合格すると、「AutoCADユーザー」「Revit Architectureユーザー」「Fusion 360ユーザー」の
認定をそれぞれ受ける事ができます。
●試験について
指定の受験会場に直接受験申し込みをする形になりますが、
実施している受験会場がかなり限られています。
また試験日や試験時間についても、各会場により異なるようです。
●勉強方法
参考書や過去問などの類は見つからない事から、独学での対策は難しいと思われます。
Autodeskのページに推奨するスクールがあったため、こちらで学ぶ事になるようです。
https://www.myautodesk.jp/atc/centerlist.html
●資格を取得するメリットは?
JW-CADとAutoCADが、CADソフトの中でよく使われているソフトです。
JW-CADは無料で使用ができる一方、
AutoCADは、1年間ライセンスでも20万円程するの高額ソフトになります。
大企業では、AutoCADを使われるところが多いようですので、
そういった企業からの仕事を取る場合は、AutoCADを使用する事を証明する本資格を取るメリットはあるでしょう。
また高額ソフトであるが故に、独学での実技スキルを磨くのが困難なため、
JW-CADに比べて、使用できる人が少ないという観点で見るとAutoCADを使えるメリットはあると思われます。
13. 建築CAD検定試験
その名の通り、建築系に特化したCAD利用の技術を測る資格になります。
ランクは、準1級、2級、3級、4級。
CADを用いた実技がメインですが、建築に関わる基本的な知識はもって望む必要があります。
●試験について
全国指定の高校、大学、専門学校。パソコンスクールなどで開催されています。
一般受験の場合は、準1級が10月。
2級、3級が4月・10月に実施されます。
※一般は4級試験の実施なし。
団体受験の場合は、準1級が10月。
2級、3級、4級が1月、4月、7月、10月に実施されます。
試験時間は、
準1級が、計4時間10分。
2級が、5時間。
3級・4級が、2時間
かなり長丁場の試験になります。
4級は高校での団体受験のみ。
それ以外の級には受験資格はなく、どの級からでも受ける事ができます。
※2、3級は同時に受験可能。
なお受験で使用可能なCADソフトは、
Jw_cadやAutoCADなどの汎用CAD(図面の自動生成機能を持たないCAD)です。
建築専用のCADソフトは使用できないため、
ご自身のPCを持ち込んで受験される場合は注意が必要です。
●勉強方法
問題集や、試験に必要な内容を盛り込んだ公式ガイドブックが出版されています。
検定対策を行っているスクールもありますが、2級、3級のみです。
準1級に関しては、対策を行っているスクールが見つけられませんでした。
準1級は、行われた試験の中で合格者が出ないこともある程の難関です。
なお就職する際には、2級以上が履歴書に書けるレベルと言われていますので、
2級取得を目指しましょう。
プログラミングの在宅仕事をする際に持っておくとよい資格
14. AWS認定デベロッパーアソシエイト
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-developer-associate/
AWSは、Amazonが提供しているクラウドコンピューターのレンタルサービスです。
ストレージ領域やサーバ、データベースなどをWEB上で貸出する事で、
自社内にサーバなどの設備を置かずに運用ができます。
AWS認定は、まず「役割別認定」と「専門知識認定」の二つに分かれます。
「役割別認定」は、
「クラウドプラクティショナー」「アーキテクト」「開発者」「運用者」4つの役割があります。
ランクは「プロフェッショナル」「アソシエイト」「ベーシック」の3つがありますが、
今回は「開発者(デベロッパー)アソシエイト」の認定についてになります。
なお「専門知識認定」は、高度なネットワーキング、ビッグデータ、セキュリティの専門知識を持っていることを証明するものですが、
「クラウドプラクティショナー」か「アソシエイト」の認定を受けていないと受験できません。
●試験について
全国の各会場にて行われています。
aws.trainingのアカウントを作成し、ログインする事で試験の予約が出来ます。
※2018年6月より「AWS 認定デベロッパー – アソシエイト」は、新しくなりました。
旧試験の内容で勉強されていた方も、2018年11月19日までは、旧試験での受験も可能です。
●勉強方法
下記のページにて、自習形式のデジタルトレーニングや
各教室に行って受講するクラストレーニングを行っている所を探すことができます。
https://www.aws.training/training/?src=training
15. PHP5技術者認定試験
https://www.phpexam.jp/summary/
その名の通り、PHP5のスキルを証明する資格です。
使用頻度の高いWEB向けプログラミング言語ですので、
PHPを使えるだけでも、お仕事の幅がかなり拡がります。
上位順に、ウィザード、上級・準上級、初級があります。
上級・準上級は、同じ試験内容で獲得点数によって変わります。
総点数が、50%~70%以内であれば、準上級になります。
それ以上の特典で、上級に認定となります。
ウィザードは、論文または作成したコードの提出により、有資格者が審査をするという形式になります。
上級の合格点に加算され、計100点を超えるとウィザード認定を受けられますが、上級または準上級を取得してから2年以内の受験が必要になります。
初級は実務スキルを証明するには物足りないため、上級の取得を目指しましょう。
●試験について
試験に関する情報は下記サイトにまとめらています。
http://it.prometric-jp.com/testlist/php/index.html
●勉強方法
一般財団法人PHP技術者認定機構が認定するスクールで、
指定のコースを受講するのが最も確実な取得方法になります。
https://www.phpexam.jp/school/schoollist/
テキスト類も豊富に出版されていますし、
初級であれば、PHP技術者認定機構が無料の対応教材を提供しています。
認定教材
https://www.phpexam.jp/material/
下記ページからダウンロードできます。
https://www.phpexam.jp/material/phpfree/
●新しい認定試験
2019年2月より「PHP7技術者認定初級試験」が開始されます。
16. C言語プログラミング能力認定試験
https://www.sikaku.gr.jp/js/cp/
C言語は、多くのプログラミング言語に影響を与えた言語で、
この言語を習得していると、他の言語の習得も比較的容易に行えます。
ただ初めてプログラムぐ言語を学ぶ方には、難易度の高い言語ですが、
他の言語に発展・応用できるという意味でも習得しておくと後々役に立つ言語です。
1級、2級、3級があり、受験資格はいずれもありません。
●試験について
試験への申し込みや情報は下記ページに掲載されます。
https://www.sikaku.gr.jp/js/cp/ind/apply/
●勉強方法について
サンプル問題が、下記ページに掲載されています。
https://www.sikaku.gr.jp/js/cp/exam/sample/
問題集や推奨書籍は、下記ページに掲載されています。
https://www.sikaku.gr.jp/js/cp/org/prepare/text/
なお通信講座は見つける事が出来ませんでした。
●本資格を取得するメリット
級ごとの合格率は公開されていませんが、
全体では合格率60%以上となっており、割と高い水準です。
おそらくは合格目安が、各級60%の正答率と、低い基準になっているためと思われます。
アピールするなら、1級取得は必須です。
ただ2018年現在、C言語を使える事を証明できる唯一の資格ですので、
プログラミングの仕事を行っていきたいのであれば、取っておいて損は無い資格です。
スマホアプリ開発の在宅仕事をする際に持っておくとよい資格
17. Android技術者認定試験(ACE)
http://ace.it-casa.org/ace/about/
スマートフォンOS「Android」におけるアプリケーションの開発能力を測る試験です。
これには、Android用のスマートフォンアプリを開発する「アプリケーション技術者認定試験」と、
Android OSを基礎の部分から開発する「プラットフォーム技術者認定試験」があり、
それぞれ「ベーシック」と「プロフェッショナル」の二つの階級があります。
日本では、iPhoneやiPadに搭載されているiOSのシェアが多いですが、
世界的にみると、Androidが全体の利用率の7割以上を占めています(2018年11月現在)
またスマートフォンのアプリ開発は、在宅でのお仕事案件も多数ありますので、
Androidの開発が出来る事を示す本資格を、取得する意義は大いにあるでしょう。
●試験について
試験は随時開催されており、下記の申し込みページから試験場の検索や申し込みができます。
http://it.prometric-jp.com/center_map/index.asp
●勉強方法について
公式ページに書籍や教材、教室も開催の情報も掲載されています。
http://ace.it-casa.org/ace/learn/
●iOSの認定資格について
2018年現在、iOSのプログラミングスキルを示す認定資格を見つける事が出来ませんでした。
2014年に「swift」という、iOSアプリ専用のプログラミング言語が登場し、
比較的簡単にiOS用アプリを開発できるようになりました。
Androidと違い、いい意味でiOSのみでしか使用できず、
その開発難易度も下がったことで、開発スキルを示す資格認定が必要ではないのかもしれません。
今後、iOS系の認定資格が登場したら、追記します。
翻訳の在宅仕事をする際に持っておくとよい資格
24. TOEIC
https://www.iibc-global.org/toeic/toeic_program.html
英語力の能力を測る上で、最初にイメージするのが本資格ではないでしょうか?
TOEICには、下記の5つのテストがあり、
それぞれ測定したいものを受験し、取得したスコアが評価対象になります。
「聞く」「読む」に特化した「TOEIC® Listening & Reading Test」(TOEIC L&R)
「話す」「書く」に特化した「TOEIC® Speaking & Writing Test」(TOEIC S&W)
「話す」に特化した「TOEIC® Speaking Test」
「書く」に特化した「TOEIC® Writing Test」(団体受験のみ)
「初級・中級者向け」の 「聞く」「読む」テスト「TOEIC Bridge® Test」
ちなみに私たちが、通常TOEICと呼んでいる試験は「TOEIC L&R」になります。
●試験について
テストの一般申し込みは、公式サイトから可能です。
TOEIC L&R
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide01.html
TOEIC S&W
https://www.iibc-global.org/toeic/test/sw/guide01.html
TOEIC Speaking
https://www.iibc-global.org/toeic/test/speaking/guide01.html
TOEIC Bridge
https://www.iibc-global.org/toeic/test/bridge/guide01.html
●勉強方法について
参考者や対策講座、通信講座など山のようにあります。
参考までに公式の問題集・参考書の紹介ページを載せておきます。
https://www.iibc-global.org/toeic/support/prep.html
25. JTA公認翻訳専門職
http://www.jta-net.or.jp/about_pro_exam.html
一般財団法人 日本翻訳協会(JTA)が運営する翻訳に特化した資格です。
本資格には英語版と中国版の2つの種類がありますが、
他にも分野ごとに、下記3つの資格があります。
JTA公認 出版翻訳能力検定試験
JTA公認 ビジネス翻訳能力検定試験
JTA公認 中国語翻訳能力検定試験
特に「ビジネス翻訳能力検定試験」は、専門用語の翻訳になりますので、
在宅での翻訳作業をされるなら、通常の翻訳よりもかなり高単価で受注できます。
●試験について
オンライン試験で、年に3回程度実施されるようです。
詳しくは下記のページをご確認ください。
http://www.jta-net.or.jp/schedule.html
●勉強方法について
下記のページに対策問題や、教材が記載されています。
http://www.jta-net.or.jp/examination.html
26. JTFほんやく検定
https://www.jtf.jp/jp/license_exam/license.html
一般財団法人 日本翻訳連盟(JTF)が運営する、
日英または英日の翻訳スキルを測る資格になります。
基礎レベルである4〜5級。
実用レベルである1〜3級で構成されていて、
1級、2級を取得した場合、日本評価規格 翻訳評価登録センターにて、
専門的な翻訳スキルを持つ翻訳者として、認定、評価されます。
また、3級以上の合格者は、飜訳士の称号が与えられます。
JTFの公式サイト合格者ページや、JTFの機関紙 日本翻訳ジャーナルに名前が掲載されます。
2級以上になると、日本翻訳ジャーナルに、無料で自己プロフィールを掲載出来ます。
プロフィール掲載によって、日本翻訳ジャーナルを配布している、
約180社から仕事を依頼される事もあります。
●試験について
自宅でのオンライン試験を推奨されています。
また実用レベルでは、級に関係無く、同じ試験内容です。
翻訳の出来によって、各級に振り分け、または不合格の採点がされます。
●勉強方法
公式サイトで問題集や過去問が販売されています。
https://www.jtf.jp/jp/license_exam/learning_tool.html
趣味や特技を仕事にできる資格
28.賞状書士(賞状技能士)
賞状書士
がくぶんの実用賞状書士養成講座http://www.gakubun.net/pc/00000003/e/D440000/
日本筆耕技能協会
日本賞状書士センター
http://shojoshoshi.sakura.ne.jp/
賞状技能士養成講座:http://www.atene-kyoiku.co.jp/
29. JNECネイリスト技能検定
30. JNAジェルネイル技能検定
https://www.nail.or.jp/kentei/g_kentei.html
31. アロマテラピー検定1級
https://www.aromakankyo.or.jp/licences/aroma/
番外編:生活にも役立つ資格
32.FP(ファイナンシャルプランナー)技能士
https://www.jafp.or.jp/exam/about/
33.社会保険労務士
http://www.sharosi-siken.or.jp/
34.医薬品登録販売者
35.チャイルドマインダー
まとめ
在宅で仕事をする際に役立つ資格をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
資格はあくまで「その分野について」の知識がある。
という事を第三者に知らせるためのものですので、
結局は仕事の依頼者は実績を重視します。
実績は積み上げていくしかないので、是非希望する職種に近い資格を取り、在宅ワークで活躍するための足掛かりになればと思います。