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翻訳の在宅ワークをこれから始めるなら!抑えておきたい仕事を得るための5つのポイント

翻訳の在宅ワークをこれから始めるなら!抑えておきたい仕事を得るための5つのポイント

翻訳のお仕事は、英語・中国語などの言語別、翻訳するジャンルなど非常に幅広くあります。

 

幅広いであるが故に、

 

「どんなジャンルを選べばいいのか?」

「自分のスキルで通用するのか?」

「どこで仕事をみつけてくればいいのか?」

 

など、在宅フリーランスで翻訳の仕事を始められる方は、
最初どうすればいいのか悩まれるかと思います。

 

そういった方に向けて、知っておいた方がいい情報を記事にしています。

 

ポイント1. 翻訳の仕事内容を抑える

あなたが行う翻訳言語は何か?

あなたが行う翻訳言語は何か?

英語翻訳

今さら英語?と思われるかもしれませんが、
英語の翻訳は、日本人にとっては現時点で最も需要があります。

 

特に日本語を英語に直す「日英翻訳」のニーズが高いです。
これはネイティブにとって、日本語の発音・習得が難しいというのが一因としてあります。

 

逆に「英日翻訳」は、日本人で英語習得している人が増えている事もあり、
「日英翻訳」の方が、仕事量も多く、単価も高い傾向にあります。

 

もちろんどちらの翻訳もできるに越したことはありません。

 

また最近では、日常的な英語翻訳よりも、
専門分野に特化した翻訳を求められる傾向にあります。

 

専門分野の用語を、日常会話で使う機会がほとんどないような言葉ですので、
翻訳能力だけでなく、その分野の知識・言葉を知っていると、仕事の幅がさらに広がります。

 

 

中国語翻訳

私の知人は、留学までして英語を習得しましたが、
彼女曰く「中国語を勉強しておくべきだった」と言っていました。

 

現在でも日本人で中国語を習得している人は、英語習得者に比べて少なく、
むしろ会話においては、日本語を話せる中国人の方が、相対的に多いのが現状です。

 

それだけに中国語の翻訳ができると、中国関連の仕事を任されやすく、
在宅で仕事を取る面においても、英語翻訳よりもとりやすくなります。

 

英語のように、専門分野の翻訳でなくても、
一般的なビジネス用語の翻訳でも十分仕事を取りやすいです。

 

 

韓国語翻訳

あなたの身近な方でも、韓国語を習われている方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

 

その理由としては、韓国ドラマの影響や、美容コスメ、買い物目的など娯楽によるところが多く、
下手をすると国内線よりも安価で韓国まで行けてしまうため、趣味や旅行目的で勉強される方が多い印象です。

(もちろん韓国語を話せなくても、日本語でもある程度通じるのも魅力)

 

また韓国語と日本語は、単語の語順や、母音・子音の組み合わせなどの共通点も多く、
日本人にとって習得しやすい言語だという点も、習われている方が多い大きな要因です。

 

在宅での翻訳仕事については、英語や中国語程ではありませんが一定数のニーズはあります。

 

 

フランス語翻訳

フランスとは世界のファッションの最先端です。
世界的に有名なブランドもフランス発祥が非常に多いです。

 

またフランス語なので、フランスでしか通用しない言語のように思われがちですが、
カナダ、スイス、モナコやアフリカ圏でも使用されており、実は英語に次いで、世界で使用されている言語です。

 

[surfing_su_box_ex title=”【出典元】フランス語を公用語としている国の一覧 – Wikipedia”]

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E8%AA%9E%E3%82%92%E5%85%AC%E7%94%A8%E8%AA%9E%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E5%9B%BD%E3%81%AE%E4%B8%80%E8%A6%A7[/surfing_su_box_ex]

世界的によく使われている言語であるが故に、翻訳のお仕事も実は多くあります。

 

スペイン語翻訳

スペイン語の使用人口は、実はフランス語を使用する人口と同じくらいです。

 

中央・南アメリカではスペイン語が公用語となっている国が多く、
キューバやドミニカでも公用語となっています。

 

日本でのスペイン語の翻訳仕事は、フランス語に比べて少ないですが、全くニーズが無い訳ではなさそうです。

 

 

翻訳のジャンル

どの言語においても、翻訳にはそれぞれの分野・ジャンルがあり、そのジャンルに則った内容を翻訳する事になります。

 

その分野・ジャンルによって、専門的な用語が使われる事も多々あり、日常的な文章を翻訳するよりも難易度が高くなります。

 

そのため、翻訳家として一戦で働いておられる方でも、
実務では特定のジャンルに専念されるケースが多いです。

 

下記に主な翻訳ジャンルを掲載していますので、参考にしてください。

 

 

出版系の翻訳

海外で出版された本の内容を、日本語に翻訳して文字に起こす仕事です。

 

日本語に訳した本は、ご自身の名前が翻訳者と掲載される事もあるため、
この翻訳仕事が一番なじみがあるのではないでしょうか?

 

本だけではなく、雑誌やニュース記事などの翻訳もこのジャンルにあたります。

 

 

映像系の翻訳

映像の翻訳は、海外映画やドラマなど幅広くあります。

 

最近では、海外のテレビチャンネルを手軽に見れるようになっており、さらにニーズとしては大きく広がっています。

主に字幕や吹き替えを入れる仕事で、日本語版の制作会社から依頼を受けます。

 

制作会社の社員が翻訳を行うよりも、提携の翻訳会社やフリーワーカーに外注する事がほとんどのようです。

 

字幕をつける仕事の場合は、専用のソフトを用いて行います。

吹き替えの場合は、声優さんがアフレコする際の台本を作りますが、口の動きが不自然にならず、自然な言葉を選ぶ必要があります。

 

 

産業(ビジネス)系の翻訳

実務翻訳とも言われており、翻訳仕事の大半はこの翻訳にカテゴライズされます。

 

  • 企業間での取引などに使われる資料・書類
  • CMやPR広告、WEBサイトのコンテンツ

 

海外企業や顧客と取引する上では、上記以外にも各分野ごとに枝分かれしていきます。

 

1.医療に関するメディカル系の翻訳

  • 非常に難易度が高く、高度な知識を必要とする。
  • 翻訳のニーズは安定的にある。
  • 景気に左右されにくい。

 

 

2.外国で特許を取るための特許系の翻訳

  • 独自の様式・文体を必要とする
  • 日英翻訳の需要が増加傾向
  • 難易度は高いが、独学で成功する可能性もゼロではない

 

 

3.投資、証券、保険、銀行などの資料を翻訳する金融系の翻訳

  • 翻訳の質とスピードが重視される
  • 金融業界に精通していないと難しい
  • 景気の影響を受けるが、翻訳のニーズはある

 

 

4.海外のIT企業に発注または受注したシステム資料・マニュアルを翻訳

  • プロジェクト単位で行う膨大な資料を、納期の兼ね合いで短期間での翻訳が必要
  • 翻訳ツールの活用で、市場・単価共に下落傾向

 

 

5.車などの工業生産品における様々な資料を翻訳する技術系の翻訳

  • 理系の専門知識が必要
  • テクニカルライティングという、技術文書特有の文体で書くスキルが必要
  • 輸出のため日英翻訳の需要が比較的多い
  • 景気に左右されやすい

 

 

6.環境・資源・エネルギーに関する翻訳

  • 環境問題に関する意識向上からニーズは増えている
  • エコ、エネルギー、地峡温暖などの気候変動など、様々な分野に分かれる
  • 取り組む分野を決めて、日頃からニュース・新聞などチェック

[surfing_su_box_ex title=”【出典元】翻訳・通訳のトビラ”]https://www.alc.co.jp/translator/article/tobira/guide_01.html[/surfing_su_box_ex]

 

不動産系の翻訳

不動産は専門用語が多く、英語に堪能な方でもなかなか読みづらく、訳文を書きにくいものです。

 

また契約書、登記簿、評価書など書類が多く要求される業種ですので、これらを正確に作成する必要があります。

 

主には専門の翻訳会社が、各言語に応じて対応しますが、翻訳内容として、秘匿性が高いものがほとんどですので、外注としてアウトソーシングされるケースは、ほぼ無いと考えて間違いないでしょう。

 

 

法律系の翻訳

法的文書の翻訳業務を主としていますが、

それ以外にも勤務している法律事務所の先生が執筆されている記事の翻訳。

 

メールやプレスリリースなどの翻訳も行われます。

 

翻訳物の内容や業務内容から、法律事務所に勤務している場合がほとんどです。

 

 

ポイント2. 仕事を受注する前に自身の翻訳スキルを確認

仕事を受注する前に自身の翻訳スキルを確認

 

仕事として行う際に、どれほどの語学力が必要なのかについては、
翻訳する分野によるところが大きいです。

 

本項では、ご自身の語学力の測り方と
あくまで最低限どれくらいの力が求められる方について、言語別に記載しております。

 

なお翻訳の仕事は、翻訳元の言語と翻訳する言語、それぞれの語学力が必要です。

 

英日、日英翻訳の場合は、
英語、日本語それぞれの語学力が高いレベルにある必要があります。

 

 

英語翻訳の翻訳スキル

TOEICや英検など、英語力を測る試験はありますが、
翻訳としてのスキルを測るなら、下記の資格試験をおススメします。

  • JTA公認翻訳専門職(英語部門)
  • JTFほんやく検定(日英、英日両方)

 

JTA公認翻訳専門職資格試験(英語部門)

http://www.jta-net.or.jp/about_pro_exam.html

 

一般財団法人 日本翻訳協会(JTA)が運営する翻訳に特化した資格試験です。

 

英語部門と中国語部門があり、英語部門は下記の試験があります。

 

英語部門は、日英・英日でそれぞれ4つの科目があり、
それぞれ合格(翻訳専門技能試験の場合は2級以上取得)すると、JTA公認翻訳専門職に認定されます。

 

  1. 翻訳文法技能試験
  2. 翻訳IT技能試験
  3. 翻訳マネジメント技能試験
  4. 翻訳専門技能試験(下記の中から1分野を選択)

 

  • JTA公認 出版翻訳能力検定試験(試験分野)
    • 絵本翻訳能力検定試験
    • ヤングアダルト・児童書翻訳能力検定試験
    • エンターテインメント小説翻訳能力検定試験(ミステリー、SF、ファンタジー、ホラー)
    • ロマンス翻訳能力検定試験
    • スピリチュアル翻訳能力検定試験
    • 一般教養書(ビジネス関連)翻訳能力検定試験
    • 一般教養書(サイエンス関連)翻訳能力検定試験

 

  • JTA公認 ビジネス翻訳能力検定試験(英日・日英)
    • IR・金融翻訳能力検定試験
    • リーガル翻訳能力検定試験
    • 医学・薬学翻訳能力検定試験
    • 特許翻訳能力検定試験

 

2級以上を取得している事で、プロの翻訳家と同等レベルの翻訳スキルがある事を証明できます。

 

●試験について

オンライン試験で、年に3回程度実施されるようです。

詳しくは下記のページをご確認ください。

http://www.jta-net.or.jp/schedule.html

 

●勉強方法について

下記のページに対策問題や、教材が記載されています。

http://www.jta-net.or.jp/examination.html

 

 

JTFほんやく検定

https://www.jtf.jp/jp/license_exam/license.html

一般財団法人 日本翻訳連盟(JTF)が運営する、
日英または英日の翻訳スキルを測る資格になります。

 

基礎レベルである4〜5級。

実用レベルである1〜3級で構成されていて、
1級、2級を取得した場合、日本評価規格 翻訳評価登録センターにて、
専門的な翻訳スキルを持つ翻訳者として、認定、評価されます。

 

また、3級以上の合格者は、飜訳士の称号が与えられます。

JTFの公式サイト合格者ページや、JTFの機関紙 日本翻訳ジャーナルに名前が掲載されます。

 

2級以上になると、日本翻訳ジャーナルに、無料で自己プロフィールを掲載出来ます。

 

プロフィール掲載によって、日本翻訳ジャーナルを配布している、
約180社から仕事を依頼される事もあります。

 

 

中国語翻訳の翻訳スキル

JTA公認翻訳専門職資格試験(中国語部門)

http://www.jta-net.or.jp/about_pro_exam.html

 

一般財団法人 日本翻訳協会(JTA)が運営する翻訳に特化した資格試験です。

 

英語部門と中国語部門があり、中国語部門は下記の試験があります。

 

  1. 中日翻訳文法技能試験
  2. 日中翻訳文法技能試験
  3. 翻訳IT技能試験
  4. 翻訳マネジメント技能試験
  5. 翻訳専門技能試験(下記の中から1分野を選択)

 

  • JTA公認 中国語翻訳能力検定試験
    • リーガル翻訳能力検定試験
    • 中日ビジネス一般翻訳能力検定試験
    • 日中ビジネス一般翻訳能力検定試験

 

英語部門と同じく、2級以上でプロの翻訳家と同等レベルの翻訳スキルがある事を証明できます。

 

●試験について

オンライン試験で、年に3回程度実施されるようです。

 

詳しくは下記のページをご確認ください。

http://www.jta-net.or.jp/schedule.html

 

 

韓国語、フランス語、スペイン語、その他の翻訳スキル

翻訳実務検定 TQE

http://tqe.jp/index.html

株式会社サン・フレアが運営する民間資格です。

サン・フレアは、翻訳会社ですが、翻訳士を育成するアカデミーも運営しています。

 

本検定の対象言語は、

ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、中国語、韓国語で、それぞれ各ビジネス分野に試験内容が出題されます。

 

●試験科目一覧

http://tqe.jp/courses/courses.html

 

試験評価は点数制で、70点以上が3級、80点以上が2級、90点以上が1級となります。

 

3級以上になると、サン・フレアの翻訳者として認定されます。

 

翻訳会社が運営しているため、試験内容は実務に準じており、

同社の翻訳者として認定されれば、翻訳の仕事を回してくれるので、すぐに翻訳家としてのキャリアをスタートさせる事ができます。

 

 

ポイント3. 翻訳スキルに自信がない場合の勉強法

翻訳スキルに自信がない場合の勉強法

 

スキルに自信がない場合は、ポイント2でご紹介した翻訳関連の資格を取得してから、
仕事を受注する方がいいでしょう。

 

自身がある方でも、伝手や実績がない方は、ポイント2の資格取得を目指す事で、
翻訳に必要なスキルの基盤を作る事ができます。

 

ポイント2でご紹介した「JTA公認翻訳専門職資格試験」、「翻訳実務検定 TQE」に絞って
資格取得に必要な勉強法をご紹介します。

 

 

JTA公認翻訳専門職資格試験対策の勉強法

以前は、社団法人バベルユニバーシティと団体が唯一対策講座を行っていたようですが、
現在は、通信講座や対策を行っているスクールはないため、独学で対策する事になります。

 

下記のページに対策問題や、教材が記載されています。

http://www.jta-net.or.jp/examination.html

 

 

翻訳実務検定 TQE対策の勉強法

最も確実なのは、運営会社のサン・フレアが運営する「サン・フレア アカデミー」に通学、または通信講座を受けることです。

 

通学は時間とお金がかかるので、時間が確保しづらい社会人には厳しいため、
時間の融通がききやすい通信がおススメです。

 

なおTQEは、受験資格なしのため、同アカデミーを受講していなくとも受験できます。

 

独学での勉強法については、
下記のサイトに詳しく記載されていましたので、参考にしてください。

 

http://trafalbad.hatenadiary.jp/entry/2016/09/12/214724

 

 

ポイント4. 未経験者でも仕事を受注できる在宅翻訳の探し方

未経験者でも仕事を受注できる在宅翻訳の探し方

翻訳会社のトライアルを受ける

翻訳会社は、自社の分野にあった翻訳家を募集します。

その際に応募者の翻訳スキルを測るため、実施されるのがトライアル翻訳です。

 

トライアル翻訳の内容は、各社によって異なりますが、
その会社から依頼される内容に近い、実践的な内容が出題される傾向が高いでしょう。

 

また最近では、トライアル試験の提出を日数ではなく、時間で求める企業が増えてきています。

これは翻訳物の質はもちろんのこと、速さも見られているためです。

 

またトライアルに合格した後、試用期間として難易度の低い案件を回されますが、
誤訳を繰り返すと本契約前に見限られ、仕事を回されなくなる事もあります。

 

翻訳会社のトライアルは、各社のホームページで募集がかけられていますので、
Googleで、翻訳 トライアル と入力して検索すると、募集ページが複数表示されます。

 

 

クラウドソーシングサイトから探す

クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人や企業と、
その仕事を仕上げてくれるワーカーとを仲介するサービスサイトです。

 

実際の報酬金額から手数料は取られますが、
受注できればすぐに仕事を始められるので、翻訳初心者でも実践しやすいです。

 

ただ基本的に単発案件のため、常に受注し続けないといけないですが、
実績が評価につながり、次の受注も取りやすくなります。

 

実績がない、これから始められる方は、まずはクラウドソーシングを利用してみるのがいいでしょう。

 

 

翻訳案件が豊富にあるクラウドソーシング

ランサーズ – 翻訳・通訳サービスの仕事
https://www.lancers.jp/work/search/translation?ref=header_menu

 

クラウドワークス – 翻訳・通訳サービスの仕事・依頼を探す
https://crowdworks.jp/public/jobs/group/translation_and_interpretation

 

クラウディア – 仕事一覧
https://www.craudia.com/work_list

 

ココナラ – 翻訳(出品者は登録が必要です)
https://coconala.com/categories/14

 

コンテンツパーク – ライティング・翻訳
https://contents-park.jp/user.work_search/category/writing.html

 

 

合格すると仕事をもらえる翻訳試験

前述の翻訳会社が行っているトライアルとは別に、
自社で翻訳家を育成し、資格主権を取る事で自社の翻訳家として仕事を回す仕組みを取っている企業があります。

 

ポイント2でご紹介した「翻訳実務検定 TQE」を運営している株式会社サン・フレアです。

 

別会社として「サン・フレア アカデミー」という翻訳家を育成するスクールを運営しており、
翻訳に関する知識やスキルを学び、資格でレベルを図り、プロの翻訳家としてのデビューまでの一連を、ここで賄う事ができます。

 

サン・フレア アカデミー

http://www.sunflare.com/academy/

 

また「JTA公認翻訳専門職資格試験」「JTFほんやく検定」も、
2級以上の資格を取ると、仕事の斡旋が受けられる事があるそうです。

 

 

ポイント5. 高単価翻訳案件を受注する方法

高単価翻訳案件を受注する方法

翻訳単価の相場

翻訳の単価については、翻訳会社によりまちまちです。

景気や時期によって左右される場合もあるので参考程度ですが、
各翻訳分野の相場を知るなら、下記の表が参考になるかと思われます。

 

各分野の一般的な単価の平均値になります。

 

文書の種類/分野 英日翻訳:英文→和訳(税別)
※原文の英語1ワードあたりの単価
日英翻訳:和文→英訳(税別)
※和文原稿の1文字あたりの単価
コンピューターマニュアル 28円 20円
一般科学・工業技術 28円 21円
金融 30円 25円
経営管理・財務・契約書 30円 25円
医学・医療・薬学 35円 30円
特許明細書 26円 30円

 

出展元: 一般財団法人 日本翻訳連盟

https://www.jtf.jp/jp/useful/report_bk/price.html

 

上記を比較してみると、1文字当たりの単価になる日英翻訳の方が、
英日翻訳よりも高単価になりやすいというのがわかるかと思います。

 

もちろん翻訳内容やボリューム、成果物の品質など様々な要因によって、この単価は変動します。

 

 

高単価の翻訳案件を探すには

一般的の翻訳になると、やはり単価は上記よりもかなり低くなる傾向があります。

 

正攻法で考えると「専門分野の翻訳スキルと実績を作る」というのが、最も手堅いやり方です。

 

ただそういった案件を手掛けられるようになるまでに、勉強や経験をひたすら積んでいくので、
時間はかかりますが、確実にあなたの力と実績は身についていく事でしょう。

 

 

まだ始められた方でも比較的高単価の探す方法としては、
クラウドソーシングの翻訳案件の中で、高単価の案件を探すというのが一つです。

 

ポイント4でご紹介したクラウドソーシングの中で、
一般的な翻訳案件に絞って、単価の比較的高い案件を探すのです。

 

「比較的」と書きましたが、他の案件と比べてあまりにも高単価の案件は、
疑う気持ちをもった方がいいでしょう。

 

クラウドソーシングが仲介に入る事で、
ひと昔前に比べて詐欺まがいのクライアントは大分減ったようですが、まだごく稀にグレーなクライアントがいると聞きます。

 

自己判断になりますが、その点注意した上で無理のない範囲で受注しましょう。

 

翻訳の経験が浅い方は、まずは自分でも取り組めそうな案件から手掛けていき、
少しづつ経験値と評価を獲得しましょう。

 

クラウドソーシングサイトでは、ワーカー側に評価を付けられるところが多いので、
評価が多くなるとクライアントから高単価の受注が受けやすくなります。

 

 

まとめ

これから翻訳の仕事を始めたいと考えておられる方向けに、記事をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

 

翻訳は「手に職」の仕事です。

 

翻訳ツールの精度が上がっているとはいえ、まだまだ必要とされる場面が多いので、
是非スキルを磨き、経験値を積んでいただける一助に本記事がなれば幸いです。

 

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