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還元率に惑わされるな!クレジットカードの正しい節約方法とは?

還元率に惑わされるな!クレジットカードの正しい節約方法とは?

毎月なかなか貯金がうまくできない。赤字になってしまうという方は、クレジットカードの使い過ぎが原因となっている場合があります。

 

クレジットカードは後払いですので、きちんと使った分を管理しておかないと高確率で赤字になります。(ここでいう赤字とは、毎月の収入に対して支出が多い状態を差します)

 

しかし意外とそれがわかりつつも、なかなか貯金に回すお金が確保できていない人が非常に多く、ボーナスやキャッシングで補填したりする中で、月の収入内での貯金が出来にくくなるのです。

 

クレジットカードは便利ですし、特に今のご時世、クレジットカードが無いと何かと不便です。

本記事ではクレジットカードを上手く活用しつつ、月の収入内で貯金できる方法について書いております。

 

クレジットカード払いの落とし穴1:お金を使う意識が薄くなる

クレジットカード払いの落とし穴1:お金を使う意識が薄くなる

金払いやプリペイド・デビットカードは、手持ちのお金や銀行などに預けているお金から即座に引き落とされるので、お金を使ったという実感を持ちやすいのですが、クレジットカードはお金を使ったという意識を持ちにくいです。

 

なぜでしょうか?
それは数字上、お金が減らないからです。

現金払いであれば、財布のお金が減った。
デビットカードであれば、銀行通帳で預けたお金が減った。
プリベイトカードであれば、カードに残っているお金が減った。

 

要は「手元にいくら残っているか?」

これがすぐにわかるので、残高が無ければ使うに使えないのですが、クレジットカードの場合、限度額内であればいくらでも使えてしまいます。

 

またクレジットカードの明細は、WEB上でも見る事ができますが、カード会社に売り上げが反映されるまで時間がかかる場合があります。

 

それまではレシートで使った分を管理しておかないといけないのですが、それをしておかない人が多いのでいくら使ったかがわからず、ついつい使い過ぎてしまうという結果になってしまうのです。

クレジットカードを使うのであれば、レシートの家計簿記帳は必須です。

これをしっかりしておかないと、万が一スキミングなどでカードを不正利用されていても、気づかないという事にもなりかねません。

 

クレジットカード払いの落とし穴2:ポイント還元率

クレジットカード払いの落とし穴2:ポイント還元率

カードをポイント還元率の良し悪しで選んでいませんか?

確かに利用額の1%より2%、3%還元してくれるカードの方が一見お得に見えますが、1%、2%の違いであれば、衝動買いを抑えた方が余程節約になります。

お金を使わないという節約以上の節約はありません

ポイント還元率に惑わされて、不要な買い物をしてはいないでしょうか?

 

カードを使うのであれば基本的には、固定費専用のカードを用意しておき、貯めたいポイントが貯まりやすいカードを選んでそれを全てクレジット払いにした方がいいです。

ココでいう固定費とは月の家賃、光熱費、通信費などの毎月必ずかかる費用です。

 

月の支払い金額の増減は多少あるでしょうが、引き落としのタイミングや金額の予測がつきやすいので、支払う金額がある程度推定でき、固定費分である事が明確になるのでお金の管理がしやすくなります。

それにそこそこの金額の支払いになるので、ポイントが安定して貯めやすくなります。

このカードは、後述するメインのクレジットカードに当たります。

 

クレジットカード払いの落とし穴3:複数のカードを使っていると貯金がしづらい

クレジットカード払いの落とし穴3:複数のカードを使っていると貯金がしづらい

あなたは複数のクレジットカードを、それぞれ別々に利用していませんか?

「●●のカードは▲▲の支払い用」と、使い分けを考えていればいいのですが、

「こっちのカード残高が少ないから、このカードで支払い。」

「こっちのカードはポイントが貯まりやすいから、このカードで支払い。」

バラバラの用途でクレジットカードを使うと、管理が本当に煩雑になりやすいです。

 

カードの利用明細では、どこで買ったかはわかりますが、何を買ったまでかはレシートを見ないとわかりません。

何に使ったお金かがわからなければ、何をどう節約すればいいのかもわからないので、結局節約できない。お金を貯められないという流れになってしまいます

 

また複数のクレジットカードを使っている場合、特に気をつけたいのが「支払日」です。

 

クレジットカードは、カード会社によって支払日がバラバラです。

支払日がバラバラだと、引き落とし用の口座に常にお金を入れておかないといけないので、いくら口座に残して、いくら貯金口座に回すかを細目に計算しておかないといけなくなります。

ちゃんと計算して残しておければいいのですが、万が一の事を考えて口座に残したままにすると、結局そのまま貯金口座に回さなくなります。

 

最も簡単なのは、給料が振り込まれる口座と全ての引き落としを可能な限り、この口座に集約しておくことです。

給料日に給料が振り込まれ、その直近でクレジットやその他の引き落としがこの口座で全て行われ、残ったお金の一部を貯金に回し、最終的に残ったお金を生活費とするやり方です。

貯金口座に回すのは、一定の金額を総合口座への自動振替してもいいですし、全ての引き落としが終わった後に、決めた金額を貯金口座に移してもいいです。

 

また銀行間のお金の移動は極力1度に済ませた方がいいです。

月に何度も銀行間移動は非常に面倒です。

引き落としが全て終わった残りのお金の一部を貯金口座に回し、最終的に残ったお金で生活する。

これが節約しながら、貯金をする最も確実な方法です。

 

メインカードは、なるべく給料日の直後に引き落とされるカードを選ぶ

メインカードは、なるべく給料日の直後に引き落とされるカードを選ぶ

給料日の直後に引き落とされるカードは、前述した通り「固定費専用」のクレジットカードの事です。

家賃や水道光熱費、通信費など月々必ずかかる費用は、ご自身がよく使うポイントが最も貯まるクレジットカードに集約した方がお得です。

 

しかしポイント還元率以上に、メインカードの選定で考慮してもらいたいのは「支払日」です。

前述した通り、給料日の直後が支払日となるクレジットカードにする事で、残った残金で生活するという形にできるので、無駄遣いをしにくくなり、結果節約や貯金がしやすくなります。

 

例えば月末給与日なのに、27日支払いのクレジットカードをメインで使うと、給料日前が非常に苦しくなるばかりか、手元にお金を残しておかないといけないので、その管理が必要になります。

月末給与日であれば、引き落とし日は月初が望ましいでしょう。

もしどうしても給料日の直前が支払日になる場合は、引き落とされる金額だけ引き落とし口座に残して、貯金用口座と生活費用口座に振り分けた方が管理しやすいです。

 

ただ27日や月末支払いはかなり多いですので、実際のところは給料日前までにお金を残しておかなければいけなくなるケースが多いですが、支払日はなるべく給料日前後に固まっていた方が管理しやすいのは間違いありません。

なお固定費専用のメインカードは、それ以外の用途では使用しないようにしましょう。

 

買い物用のクレジットカードは、よく利用する店舗のものをそれ専用に使う

買い物用のクレジットカードは、よく利用する店舗のものをそれ専用に使う

クレジットカードは、後払いなので貯金や節約を考えるとなるべく何枚も使わない方がいいのですが、例外的にこういった使い方であればというところで、私がよく使っている方法をご紹介します。

それはよく利用するお店のクレジットカードを作り、そのお店でしか使わない専用カードとして使うというやり方です。

例えば、Amazonでしか使わない「Amazonカード」。楽天でしか使わない「楽天カード」。イオン関連のサービスにしか使わない「イオンカード」などです。

 

なぜこのような使い方をするかというと、一つはポイントが貯まりやすい点です。

「Amazonクラシックカード」は、Amazonプライム会員であれば、100円ごとに2%貯まります。「楽天カード」も、楽天市場やポイント加盟店で購入時に決済すれば、100円ごとに3%貯まります。

店舗で作ったクレジットカードを、その店舗で使うと通常よりも恩恵を受けやすくなります。

これがまず一つ目の理由です。

 

二つ目は、WEB明細に記帳されるのが早い点です。

店舗の決済をその店舗のクレジットカードで支払うので、売上が確定して明細に計上されるのが早いのです。

これの何がいいのかというと、お金を使ったという事がすぐに記録されるという事です。

 

正直なところ、私もクレジットカードのレシート管理は非常に面倒です。
記帳するのを忘れがちですし、レシートが多くなると整理して家計簿に記帳するのも非常に手間です。

しかしすぐにWEB明細に載ってくれると、記帳の手間が省けます。

なぜなら購入履歴はショップの管理画面に載ってますし、その支払額もWEB明細に既に載っているからです。

しかも、どこで買ったかは一目瞭然。楽天カードの支払いなら、楽天で購入したもの。Amazonカードの支払いなら、Amazonで購入したものです。

WEB明細も私は家計簿に記帳しますが、何に使ったかは購入履歴を見なくても大体すぐわかります。(購入履歴ももちろん見ますが…。)

 

三つ目に、支払いの繰り越しを減らせます。

売上が明細に反映される時間が長いと、支払いが翌々月に繰り越される事がありますが、家計簿にはその月に使った分を翌々月に支払うので、それまでは言うなれば無金利の借金をしている状態です。

これは私の心情的な面もありますが、急に過去の(2か月前ですが)支払いが発生したら嫌じゃないですか?w

そのショップのクレジットカードを、その店舗だけ使うようにしておけば、売上の計上が遅くて、急に発生する支払いをほぼ無くす事ができます。

(当然締め日の直近で利用した分は、翌々月に計上される可能性が高いですが。)

前月の締め日までに利用した分は、翌月の支払日に全て支払い終わる。こう考えられる方が、使ったクレジットカード分のお金の動きが読みやすくなります。

以上の理由で、私はサブのクレジットカードは、ショップ限定利用する使い方をしています。

 

クレジットの代わりに、デビットカードやプリペイドカードを使用する

クレジットの代わりに、デビットカードやプリペイドカードを使用する

私の場合、クレジットカードの使い方としては前述のとおり、

「固定費専用のメインクレジットカード」と、
「よく利用するお店のクレジットカードをそのお店専用で使う」

というような使い方をしています。

 

ただこのような使い方だと、それ以外の用途には使えません。
ですので私の場合は、固定費とよく利用するお店以外で使うカードをもっています。

しかしこの「その他の支払いカード」は、クレジットカードではありません。

私の場合は、LINE PAYカード(プリベイトカード)を使っています。

 

LINE PAYカードは、スマートフォンのLINEアプリと連携する事で、コンビニやATMからお金をチャージして使う事ができます。

カードブランドとしては「JCB」なので、JCB加盟店であればクレジットカードと同じようにどこでも使う事ができます。

ポイントは初期還元率は0.5%ですが、前月の利用額によって次月のポイント還元率がアップします。

付与されたポイントは、LINEポイントとしてLINEのスタンプに交換したり、他の電子マネーと交換できますが、なんとLINE PAYに1ポイント=1円でそのまま現金チャージする事ができます!

チャージしたお金は、手数料はかかりますがATMから現金として引き出す事もできます。

 

さらにLINE PAYコード決済を対応しているお店で、QRコードを読み込み決済を行うと3%のポイント付与されます。(初期ランクの還元率でも、+0.5%で計3.5%)

LINE Payを連携している友達間でチャージしている金額の送金ができたり、割り勘機能まで付いているので非常に便利でおススメです^^

残高金額や使った明細もすぐにLINEアプリ上で見れるの非常に重宝しています。

財布からお金を出すのは、現状クレジットカード払いができないお店だけですね。

 

まとめ:カードがないと今のご時世不便

クレジットカードは使い方を間違えると使い過ぎたり、ポイント貯めに躍起になったりして、支払日や請求確定日にびっくりする何てことになりがちですが、きちんと使うルール付けを事前にしておく事で、使い過ぎや何に使ってこんなに請求がきたのかわからない…。という事が防げます。

ひいてはそれが節約や貯金に繋がっていきますので、是非参考にしていただければと思います!

 

なるべくは、現金やLINE PAYなどのプリベイトカードを利用して、その場で引き落とされるようにしておく事で、お金の管理もしやすくなり、引き落とし日の金額も少なくできます。

お金はいくら手元に残ってるかがわかるようにすると、自然と節約の意識が芽生えてきますよ!^^;

 

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