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家計簿の見直し!毎月の支出を減らし貯金額を増やすためのポイントまとめ

家計簿の見直し!毎月の支出を減らし貯金額を増やすためのポイントまとめ

「家計簿をつけていても、つけた家計簿をどう見直して、どう活かしていいのかわからない…。」

こういった方は結構いらっしゃり、結果的になかなか家計簿が続かない原因となっているようにも見受けられます。

家計簿を続けるためには、しっかりと家計簿をつける目的をもって、ご自身で試行錯誤しながらやりやすい方法を模索していくしかないと思います。

現在家計簿をつけておられて、なかなか家計の管理が思うように出来ていない方や、家計簿自体の見直しをしたいという方向けに、家計簿をつける意義と目的、効果。
家計簿の各項目のつけ方や、支出見直しチェックのポイントなどをまとめてみました。

 

家計簿をつける意義と目的

家計簿をつける意義と目的

 

現在では便利な家計簿アプリや家計簿手帳など様々な家計管理ツールがあります。

最初に設定すれば、カメラでレシートを撮影するだけで家計簿に記帳されるというものもありますが、やはり家計簿をつける習慣というものが無いと、どれだけ便利になってもなかなか続かないものです。

何のために家計簿をつけるのかについては、人それぞれですが、主に下記のような目的で始められる方が多いようです。

 

家計簿をつける目的その1:無駄な支出を減らしたい

収入に対して支出が多いので、どこで多く支出されているのか。
どこか支出を削るところはないか?

家計簿をつける方の多くは、不要な支出を見つけて削るために行っている場合が多いです。家計簿をしっかりつけると家計のお金の流れが明確になり、いつの間にかお金が無くなっているという事態を防ぐ事ができます。

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余談ですが、いつの間にかお金が無くなるという点で言うと、注意しなければならないのがクレジットカードの利用です。

クレジットカードを都度の生活費の支払いにに利用される方もいらっしゃいますが、クレジットカードを使うなら、なおさら家計管理をしっかりしておかないと、支払日に多額の費用が引き落とされるので、一気に口座からお金が無くなってしまいます。

手持ちの現金が減らないので、ついつい使い過ぎてしまいがちになりますが、いつ、いくら口座から引き落とされるかを把握しておかないと後で泣きを見る場合もあります。

クレジットカードは借金と同じという意識で、あえてカードの利用をなくす、あるいは減らすというのも無駄な支出を減らす選択肢の一つだと考えます。

 

家計簿をつける目的その2:貯金したい

貯金がなかなかできず、教育費や老後の貯蓄など、将来が心配という方は、今のご時世かなり多いと推測します。
貯金に関しては、収入も大きく関わってきますが、共働きや家計の収入を増やせないのであれば、まずは支出をなるべく減らす方が先決です。

 

貯金を始める上で、まず「いつまでにいくら貯めたいか?」というのを明確にしましょう。

例えば20年後に2,000万円貯めたいなら、年に100万円貯金。月に約8万3千円の貯金が必要とわかります。

ただ子どもがいる場合は、入学金や受験でお金がかかる時期があるので、なかなかこの通りに貯金ができにくい時期もあり、時々で貯金額は流動的になりがちです。

そういった事も考慮して貯金を行っていくためには、いつ、いくらかかるかを予測し、考慮した上で目標額を達成できるかを考えておく必要があります。

 

ファイナンシャルプランナーさんに相談すると、ライフプラン表などを作成してくれたりしますので、それを基に長期的な計画を立てるのもアリだと思われます。
いつお金が入ってきて、いつ出ていくかが分かれば、お金をコントロールできるようになってくるので、まずは目標をもって始められるようにしましょう。

 

家計簿の各項目のつけ方

家計簿の各項目のつけ方

家計簿をつける上で、何をどういった項目に入れればいいか悩まれる方もいらっしゃいますが、家計簿の項目はあまり悩まず、よく使う項目を入れればOKです。

筆者の場合、あまり使わない項目は『その他』にまとめています。
参考までに筆者の家計簿の項目は、下記の通りです。

【固定費】

  • 住居費
  • 水道光熱費
  • 通信費
  • 保険料
  • 教育費

【流動費】

  • 食費
  • 日用雑貨費
  • 外食費(交際費)
  • 医療費
  • 交通費
  • 娯楽費
  • 特別費
  • その他

これらの他にも「車両費」「美容費」「衣類費」などが項目として考えられます。使用頻度が高ければこれらの項目も追加していいと思います。

「車両費」は、車のローンを組んでいる場合、ローン分は固定費になります。ガソリン代は流動費になるので「燃料費」という項目を設けるか、燃料費を交通費に含めてもいいかと思います。

筆者は自家用車を持っていないので車両費はありませんし、美容費はその他、衣類費は日用雑費に入れています。

あまり項目を増やし過ぎると、どの項目に該当するのか悩む時間が勿体ないですので、よくつける項目を作って、あまり使わないものは「その他」に入れてしまいましょう。

 

特別費の項目を設けた方がいい理由

筆者がつけている項目の中に特別費というものがあります。特別費は、突発的に必要になった費用です。

結婚や出産祝い。あるいは定期的にまとまった額が必要になる費用です。
例えば、「お年玉」「何かの年会費」「車の車検」「家電の購入」「自動車税などの税金支払い」「旅費」などが該当します。
これらは他の項目にも振り分けられそうですが、あえて「特別費」という項目にまとめています。

 

理由は、頻繁にある支出ではなく、また金額が大きいので、他の項目に振り分けるとその項目の支出だけ突出して大きくなります。

各項目の中で予算を組んだり、支出管理していく観点から考えると、たまに大きな支出が起こると、その項目が予算オーバーになってしまいます。

 

なので「特別費」にこれらの不定期な支出を振り分けた方が、月ごとの管理が煩雑になりにくいです。

その他に入れてしまえばいいじゃないかという声も聞こえてきそうですが、その他は決めた項目以外の出費に対してつけると考えているので、上記の出費は入れないようにした方がいいでしょう。

 

各項目の支出割合

世帯ごとに設定される項目と収入・支出が異なるため、適切な割合については一概に言えません。

割合を設定する方法としては、まず現状の支出が収入に対してどのくらいの割合かを確認しましょう。

家計簿をひと月でもつけていれば、
各項目の総支出÷総収入=その項目の支出割合が算出できます。各項目を算出した%の合計が100%を超えていたら赤字という事になります。

現状の%を基に、各項目の支出割合を設定してみて下さい。

 

ちなみに筆者の家計簿各項目の当月収入に対しての支出目安は下記の通りです。

  • 住宅費     25~30%
  • 水道光熱費   7~10%
  • 通信費     3〜5%
  • 保険料     5~7%
  • 食費      10〜15%
  • 日常生活費   10〜15%
  • 外食費(交際費)  3〜5%
  • 医療費     3〜5%
  • 交通費     3〜5%
  • 教育費     5~7%
  • 娯楽費     3〜5%
  • 特別費     1~3%
  • その他     1~3%
  • 貯金・投資   10~20%

合計すると、89%~135%となり、最大で100%越えの予算割合となりますが、どれかの割合が上限いっぱいでも、他の割合が下限を割る場合もありますので、そこは特に気にしなくても大丈夫です。

ただ合計の%が100%を超えるという事は、収入に対して赤字という事なので、その点は注意しましょう。

各項目の予算割合については当月の収入・支出によっても変化しますので、あくまで目安という観点で見ればいいと考えています。

 

家計簿の支出見直しポイント

 家計簿の支出見直しポイント

上記の事を踏まえた上で、支出項目ごとの家計簿の見直しをしていきましょう。各固定費・流動費の中から、筆者の経験上見直す事で、節約効果があった点を挙げております。 

固定費の見直し

まず最初に見直すべきは、固定費です。

固定費は流動費に比べて、節約できる可能性が高く、一度見直せば、見直す前と比べてずっと節約できる可能性が高い支出です。

 

住居費の見直しポイント

住居費については、持ち家か賃貸かによって状況が変わってきます。

持ち家の場合は住宅ローンを組まれている方がほとんどですので、住宅ローンの見直しが焦点となります。

住宅ローンの見直しについては、筆者自身が賃貸暮らしで住宅ローンを組んだ事がない事もあり、知識がないので言及できないですが、上手くすれば月々の費用を減らす。または支払い期間を短くすることができるので、専門の方に相談してもいいと思います。

住宅ローン専門金融機関として、下記のようなあるので参考にしてみてください。

▼ARUHI 住宅ローン

https://www.aruhi-corp.co.jp/

 

賃貸の場合は、家賃交渉をするか、別の物件に住み替えという形で家賃のランニングコストを抑える施策が考えられます。

家賃交渉は、住む前(契約前)が望ましいですが、賃貸は2年契約が普通ですので、契約更新のタイミングで行うのも良いです。

賃貸物件は、大家さん(物件のオーナー)が自身で管理されている場合と、管理会社が入っている場合があります。

前者の場合は、家賃の支払い先が直接大家さんであれば、交渉相手は大家さんになりますが、後者の場合は、物件を所有している不動産会社になります。

 

家賃交渉が可能かどうかは、周辺環境の変化、物件の状況によっても大分変わってきます。

というのも、現在よりも周辺の利便性が良くなっていれば、逆に家賃が高くなっているでしょうし、空き部屋が多く、なかなか住む人が増えない物件の場合は安くなっている場合もあります。

筆者の経験上、ワンルームの家賃38,000円だった物件に住みだしてから半年後、徒歩10分以内の場所にスーパーが出来て、同じ物件の別部屋の家賃が1万円上がっていた経験があります。

私の住んでいた部屋の家賃は契約したままの価格で住み続けられました。その後契約更新せずに引っ越したので、更新していたら家賃が上がっていたのかもしれません…。

家賃の交渉については、下記の記事も参考にしてみて下さい。

▼家賃交渉を成功させるコツ 入居前・入居中・更新時の適切なタイミングも紹介

https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chintai/fr_money/yachin_kousyo/

 

住み替えについては、ご自身が可能であれば検討してもいいかもしれませんが、このためにだけに引っ越しするのも大変ですので、今の物件にしばらく住む予定であれば、まずは家賃交渉が可能かどうかから検討してみてはいかがでしょうか。

 

水道光熱費の見直しポイント

水道光熱費は、住居費、通信費に比べて節約効果としてはそれほど高くない上に、あまりやり過ぎると生活する事自体が苦しくなってきます。

電気代に関しては、エアコンや電気ストーブ、床暖房などの冷暖房機具を使うか否かによって、電気代がかなり変わってきます。

これらは家電の中でも最も電力を消費する上に稼働時間も長くなるため、電気代の節約をするのであれば衣服などで調整するのが一番ですが、夏場は無理すると室内でも熱中症になるので、昼間はエアコンをつけて、夜は窓を開けたり扇風機を活用して、効率的に屋内を涼しくしましょう。

 

ガスはオール電化にする事で無くす事ができますが、初期費用が数十万かかる点と、その後の故障した場合の費用などを考慮しておく必要があります。

ガス代と水道代を最も使うのはお風呂です。

お風呂はシャワーを極力流しっぱなしにせず、浴槽に貯めたお湯で流す方がいいのと、追い炊きしないために、沸かしたら家族全員すぐに入ってしまいましょう。

お風呂のお湯は、洗濯機の洗い水で利用できるので捨てずに残しておくのは既にされている方は多いと思います。

 

お風呂の残り湯を洗濯水に使って雑菌など大丈夫なのかと心配される方もおられますが、最初の「洗い水」だけお風呂の残り湯を使い、その後のすすぎを水道水で行えば、全て水道水で洗濯機を回した場合とほとんど洗い上がりに遜色ありません。

 

通信費の見直しポイント

通信費には、携帯代、自宅のwifi、固定電話、ケーブルテレビ、モバイルルーターなどがあります。他にもNHKの利用料金も通信費に含めています。

携帯代の節約については、他のサイトの記事でも多く書かれていますが、安く済ませるのであれば格安SIMで契約する方が圧倒的に安くなります。

 

筆者はmineoのドコモプランで何だかかんだで3年以上契約しています。

最初は他の格安SIM同様、朝と夕方の通勤時間帯とお昼休みの時間帯は、ネットの通信が遅くて使い物にならないレベルでしたが、最近はそこまでストレスを感じる事無く、割とサクサク動いていると思います。

ただ通信制限や速度については利用している地域によって異なりますので、全ての方が筆者と同じ状態になるかどうかはわかりません。

ドコモ、au、ソフトバンクなどのキャリア携帯に比べると、通信費は安く抑えられますが、スマホ端末はご自身で用意する必要があります。

中古のスマホなどを安くで手に入れられるのであれば、格安SIMは全然ありだと思います。

通信費については、以前記事にしておりますので、下記も参考にしていただければと思います。

▼通信費の見直しはスマホだけじゃない!節約対象とすべき3つの回線種別

https://30daikarano-kazoku-tyokin.com/?p=769

 

保険の見直しポイント

現在かけている損害保険や生命保険の見直しを行う事で、月々の出費を抑える事ができます。

損害保険をかけるのは主に自家用車ですが、「通販型」の自動車保険はインターネットから簡単に申し込みができます。

必要な補償内容、保険適応者や適応年齢から保険適応の範囲を自分で選択できますので、損害保険は同じ条件であれば、一般的に「通販型」の自動車保険が割安です。

 

生命保険に関しては、同じ条件の保険であれば若い時分にかけてた保険の方が、歳をとってからかける保険よりも原則安くはなりません。

保障内容を見直して無駄な保障を外したり、満期時の金額や保障期間などを変更するなどします。

 

保険の見直しは実際のところ保険屋さんに相談した方がいいのですが、現在かけている保険会社以外も候補にあげるなら、プロに相談した方がいいです。

下記、保険の見直しをする際に、ファイナンシャルプランナーに相談できるサイトを紹介していますので、こちらも参考にしてみて下さい。

▼保険の見直し!ファイナンシャルプランナーに相談できるおススメサービスサイト5選

https://30daikarano-kazoku-tyokin.com/?p=483

 

車両費の見直しポイント

ガソリン代、自動車保険、駐車場代、車検・整備費などなにかとお金がかかります。さらに車のローン返済ともなるとかなり費用がかかるので、筆者は車を持たずに生活しております。

筆者は4人家族ですが、駅に比較的近い場所に住んでいる事もあり、車が無くても何とか生活できています。

遠出したり、大量の買い物をするなどで車が必要な場合は、「タイムズカーシェア」を利用しています。

▼タイムズカーシェア

https://share.timescar.jp/

インターネットから予約するだけで、手軽に車をレンタルできます。

15分利用毎に課金されるシステムですが、数時間乗る程度であれば、レンタカー屋さんで借りるよりもはるかに安上がりです。

返却の際にガソリンを満タンにしておく必要もなく、元のステーションに戻すだけで返却完了なので、非常に手軽に利用できます。

車が足代わりで毎日必要。という方にはそぐいませんが、筆者のように週末やたまにしか乗らないのであれば、この方法はおススメです。

自家用車を持つよりも、車両費はかなりの節約ができますよ。

 

流動費の見直し

固定費と違って流動費の見直しは、一度見直してしまえば、長期に渡って節約効果があるといった類のものではありません。

ある意味で家計簿を使い、節約をしていくのであれば、注力して見るべきは流動費の部分です。

しかも節約効果は、固定費の方が大きいので、まずは固定費をしっかり見直してから、流動費の見直しに着手しましょう。

 

食費の見直しポイント

筆者が食費の見直しをする際にポイントとしてあげたいのは、主に下記の四つです。

  1. 食費の月額予算を決める。
  2. 期限切れによる食材のロスを防ぐ。
  3. 必要なものだけ安売り時にまとめ買い。
  4. 冷凍庫を活用する。

正直なところ、筆者は過度な食費の見直しはおすすめしません。

あまりに高級な食材や調味料などにお金を使っているのであれば別ですが、食費はあまり節約しすぎると、身体を壊して逆に医療費の方がかさんでしまいます。

食費の見直しポイントについては、過去に詳しく記事にまとめていますので、参考にしてみて下さい。

▼食費の節約は無理!と思ってる人に実践してもらいたい5つの方法

https://30daikarano-kazoku-tyokin.com/?p=796

 

外食費の見直しポイント

筆者は食費と外食費を分けて管理しています。後で支出の見直しをする際に、食料品費と外食費では見直すポイントが違うので分けて記帳した方がいいです。

食料品費は節約すると言っても、食べるために必要な支出ですので、節約の幅は限られてきます。

一方で外食費は言ってしまえば、外食しなければゼロにする事も可能なので、ある程度コントロールできます。

一般的には、外食した方が自炊するよりも一食あたりの単価は高くなりガリですので、「食費を使い過ぎているなぁ。」というよりも、「外食しすぎてるなぁ。」というのが分かった方が、いいという観点から分ける事を推奨しています。

ちなみに外食費は、宅配やテイクアウトも含めています。
(スーパーの惣菜は、食料品の方に入れています。)

 

外食費を安く済ませたいのであれば、コスパの良いお店をまとめた記事を以前作成しましたので、外食されるのであれば、参考にしてみて下さい。

▼【完全保存版】外食コスパ最強ランキング!食費節約中におススメのお店を12ジャンル別にまとめてみた

https://30daikarano-kazoku-tyokin.com/?p=399

 

娯楽費の見直しポイント

娯楽費は人によって娯楽となるものが異なりますが、要は遊びため、楽しむためのお金です。

タバコやお酒なども、その費用が娯楽費に含まれますし、
お子さんがいらっしゃる場合は、アトラクションやどこかへ遊びにいくのもこれにあたります。

 

娯楽費は切り詰めると0円にする事も可能です。

遊びに連れて行くにしても、どこか大きな公園に連れて行ったりするのもいいと思いますし、お金を極力使わない遊びというのもやろうと思えばできます。

ただお金を全く使わないとなると、できる事も限られてきますし、月の内で少し予算をとっておくのもいいと思います。

とはいえ親自身の娯楽も含めて、あまり使い過ぎるのは良くないですので、収入と他の支出とのバランスを考えて予算を組みましょう。

 

まとめ

家計簿をつける上での見直しポイントは色々ありますが、大きな目的としては支出管理にあります。

収入はある程度まとまって入ってくることが多いですが、支出はひと月単位でみてもかなり細かくありますので、しっかり支出管理をしておかなければ、どんどんお金が貯まらない。あるいは赤字になっていく可能性が非常に高いです。

今現在、家計簿をつけている方でも是非、家計簿自体の見直しをして、支出を抑えるポイントを探したり、貯金できる体制にできる一助になれば幸いです。

 

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