月々のスマホ代を半額に?!できるだけ安くするためのスマホ代節約6つのポイント

毎月のスマホ代が高くて悩んでいませんか?
特にスマホの事についてよくわからず、なんとなく店員さんの言うとおりに契約している方なら、スマホの節約を実践すれば、年間10万円以上の節約も夢ではありません。
本記事でご紹介している節約方法をご存じでない方は、是非できそうなものから実践してみてください!
スマホ代を大きく節約!格安スマホに乗り換え

Docomo,au,softbankなどで契約されている方は、格安スマホに乗り換えるだけで、月々の利用額を現在の半分ほどの料金にまで引き下げられる可能性があります。
格安スマホは、多くのMVMOと呼ばれる業者が取り扱っていますが、有名どころの「UQモバイル」や「マイネオ」は、サポート体制がしっかりしているのでオススメです。
あなたのお使いのスマホを「UQモバイル」や「マイネオ」で再契約すれば、そのスマホをそのまま使う事もできますので、もし乗り換えを検討する場合は一度問い合わせてみましょう。
UQモバイル 問い合わせ
https://www.uqwimax.jp/mobile/life/tel/
マイネオ 問い合わせ
https://support.mineo.jp/inquiry.html
キャリアスマホから格安スマホに乗り換える際の注意点
キャリアスマホから格安スマホに乗り換える前に注意しなければならない点があります。
キャリアと格安スマホの違いでもあるので、是非一度目を通しておいて下さい。
キャリアのメールアドレスが使えなくなる
これは他のキャリアスマホでも同じですが、契約している業者を変えると現在使用されているキャリアのメールアドレスが利用できなくなります。
もしこれまで「@Docomo.ne.jp」「@eo.com(ezweb.ne.jp)」「@softbank.ne.jp(i.softbank.jp)」などのメールアドレスを利用されている場合は、この際「Gmail」などのフリーメールアドレスを取得しましょう。
Gmailであれば、パソコンなど他の端末からでもログインすればメールの送受信が可能ですし、今後業者を変える際にメールアドレスが使えなくなることで悩む必要が無くなります。
通信がやや不安定
格安スマホが安い理由の一つが、通信設備の不設置になります。
Docomo,au,softbankはそれぞれ独自の電波塔を持っており、通信網を確立させています。
「UQモバイル」や「マイネオ」などのMVMOは、Docomo,au,softbankの通信網の空いている隙間を借りて通信を行っています。
このためキャリアスマホの通信が優先される影響により、朝の出勤時間やお昼休みの時間帯、夕方の帰宅ラッシュの時間帯は通信が遅くなる可能性があります。
この時間帯でなくても、人がたくさん集まる場所は端末が集中するため、電波の取り合いになり、通信が遅くなる可能性があります。
この点はキャリアスマホと大きく異なる点ですので、契約前にそのことを踏まえて検討しましょう。
キャリアに比べて店頭サポートが受けにくい
格安スマホが安いもう一つ理由に、実店舗が非常に少ない点が挙げられます。
店舗での販売やサポートを都心部などに限定して行う事で、店舗の維持と人件費を削減している事で安くサービスを提供しています。
そのため店舗に出向いて直接わからない事を聞く。という事がしにくいという点が挙げられます。
しかし「UQモバイル」や「マイネオ」などの大手MVMOは、電話サポートも対応していますので直接電話で聞くこともできます。
またサポートフォーラムで、他のユーザーが既にあなたが直面した問題の答えを投稿されている場合もありますので、それほど大きなネックにはならない印象です。
スマホ端末を購入する際の割引がない
通信網を間借りする。実店舗をあまり持たないというスタンスから想像できるかと思われますが、キャリアスマホでよくある、契約時のスマホ端末購入割引がMVMOではありません。
MVMOでも端末の販売をしているところもありますが、ほとんどが定価販売になりますので、端末代が丸々でかかることも考慮しておく必要があります。
但し今お手持ちのスマホをそのまま使う事も出来る可能性がありますので、その場合は当然ながら端末代はかかりませんので、月額の通信料金がそのまま安くなります。
これについての詳細は、「電話をよくする人がスマホ代を節約する方法」の項で詳しくご紹介します。
→「電話をよくする人がスマホ代を節約する方法」へページ内遷移する
不要なオプションが無いか確認する

キャリアスマホを利用している方にとくにありがちですが、不要なオプションをそのままつけっぱなしにして外し忘れているケースがあります。
スマホの契約時に「このオプションをつければ安くなります。」「不要であれば後ですぐに外せます。」などと言われた経験はないでしょうか。
オプションの外し忘れは実は結構多く、余計な金額を払い続けている可能性がありますので、一度見直してみましょう。
本当に不要なオプションなのか判断がつかない場合は、店頭で店員さんに確認するか、サポートに問い合わせてみましょう。
スマホ端末を安く手に入れる方法

スマホ端末を安く手に入れるためには、下記の三つの方法が挙げられます。
- 他のキャリアからの乗換割を利用する
- 中古のスマホを購入する
- ネットショップで購入する
それでは一つずつ見ていきましょう。
他のキャリアからの乗り換え割を利用する
例えば、あなたがDocomoで契約していた場合、auやソフトバンクに乗り換える際に端末購入時に大きな割引を受けることができます。
万単位の割引を受けられる場合も多いため、かなりお得に端末を購入することができます。
但し他のキャリアに乗り換える事が前提のため、今のキャリアで契約し続ける場合は当然ながら乗り換え割の利用はできません。
中古のスマホを購入する
中古のスマホは品質に不安がある方もおられますが、実際は買い取り業者の方がしっかり品質チェックを行った上で販売されているので、そこまで酷いものはないかと思われます。
新品のような品質を求めず、それなりに使えるものでよければ選択肢にいいと思います。
中には未使用のスマホが販売されている事もありますので要チェックです。
ただしネットオークションやフリマでの購入は、すぐに壊れたとしても保証が得られないので、避けた方がいいでしょう。
できれば大手中古販売店に直接出向き、中古品を選んで購入する事をおすすめします。
大手の中古販売店であれば、購入後何日間かは保証を付けている場合が多いためです。
ネットショップで購入する
ネットショップで購入する方が、店頭で購入するよりも安い傾向にあります。
店頭販売の場合、どうしても人件費や店舗の維持費などがかかるため、ネットショップに比べて割高になってしまう傾向にあります。
ネットショップでの代表的な販売店は、Amazonや楽天。ヨドバシカメラ、ビッグカメラ、ヤマダ電機、ジョーシンなどの家電量販店の通販サイトなどがあります。
これらのショップはセールなどで通常よりも安く販売されている事もありますので、お目当てのスマホが安くなっているタイミングを狙って購入するといいでしょう。
データ通信をよく使う人がスマホ代を節約する方法

スマホを利用しているとかかる通信費は、二種類あります。
一つは電話の通話料金。もう一つがインターネット接続時に使用するデータ通信料金です。
この項では「電話はあまりしないけれど、動画やオンラインゲームをよくする方向け」の、スマホ代節約方法について記載しています。
通信量を節約する方法は、下記の3つを挙げておりますので、まだ実践していないという方は参考にしてみてください。
- 特定のサービスで通信量を消費しないMVMOを契約する
- ギガ放題を契約して通信量を家族でシェアする
- 自宅はWi-Fi。外ではWi-Fiフリースポットを活用する
特定のサービスで通信量を消費しないMVMOと契約する
MVMOの中には、特定のアプリやサービスを利用した際に、使用した通信量がカウント対象外になるサービスがあります。
例えば「BIGLOBEモバイル」では、YouTubeやAbema、AppleMusic、Spotifyなどの動画・音楽配信サービスのデータ通信に対して、通信量が消費されないようになっています。
他にもLINEモバイル、LinksMate、OCN モバイル ONEなどで、それぞれ通信量カウントフリーのサービスがあります。
LINEモバイル
LINEモバイルは、LINE、Twitter、Facebook、Instagramの4つのSNSアプリの利用に使用するデータ通信量がカウントされない他、LINEミュージック、AWA、Spotifyの音楽再生時のデータ通信量カウント除外となります。
上記4つのSNSをよく利用される方や音楽をよく聴く方に向いています。
参照元:LINEモバイル – 料金プラン
https://mobile.line.me/plan/
LinksMate
80種類以上のゲームアプリや、15種類以上音楽・動画配信サービスの通信量がカウント対象外になるオプションが、なんと月額500円(税抜)で利用できます。
Twitter、Facebook、Instagram利用時の通信量もカウントされませんので、幅広くサービスを利用される方に向いていますが、特に外でゲームをよくされる方に一押しです。
参照元:リンクスメイト – LinksMate- カウントフリーオプションについて
https://linksmate.jp/about/countfree/
BIGLOBEモバイル
YouTubeを始めとした動画視聴、10数種の音楽・ラジオ配信。dマガジンや楽天マガジンなどの電子書籍の閲覧、ダウンロードにかかる通信利用量がカウントされません。
特にYouTubeは、今回ご紹介した4つのMVMOの中でBIGLOBEモバイルのみ、通信量のカウントフリーとなります。
参照元:BIGLOBEモバイル – エンタメフリー・オプション
https://join.biglobe.ne.jp/mobile/option/entamefree.html
OCN モバイル ONE
NTTコミュニケーションズが運営するOCN モバイル ONEは、数種類の音楽配信サービスのみ通信利用量がカウントされません。
上記3つのサービスと比較すると少し物足りなさを感じられるかと思いますが、唯一「Amazon Music」が通信量のカウントフリー対象となっています。
Amazon Musicをよく利用される方は、選択肢の一つに入れてもいいMVMOです。
参照元:OCN モバイル ONE – 「MUSICカウントフリー」
https://www.ntt.com/personal/services/mobile/one/function/countfree/music.html
ギガ放題を契約して通信量を家族でシェアする
月のデータ通信量を50GB以上のプランで契約し、家族でその通信量をシェアすることで、他の家族端末の通信量を削減する方法です。
個々に月数GBの通信量の契約をするよりも、費用を安く抑えられる可能性があります。
ギガ放題や通信量のシェアは、Docomo,au,ソフトバンクの3大キャリアのみならず、マイネオでもシェアメンバーを組むことで通信量の共有が可能です。
参照元:マイネオ – パケットシェア
https://mineo.jp/service/data/packet-share/
参照元:NTTDocomo シェアパックのしくみ
https://www.nttDocomo.co.jp/charge/pricing_structure_sharepack/
参照元:au – データギフト
https://www.au.com/mobile/charge/data-option/data-gift/
参照元:ソフトバンク – データシェアプラス
https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/options/datashareplus/
自宅はWi-Fi。外ではWi-Fiフリースポットを活用する
セキュリティ面の観点からはあまりおすすめできませんが、お店で用意されているフリーWi-Fiを利用する事で通信量を消費せずにインターネットを利用できます。
ただフリーWi-Fiは不特定多数の方が利用されるため、悪意のある方が同じWi-Fiを共有していた際にスマホの情報を抜き取られる危険性がゼロではありません。
基本的には、別途契約されているポケットWi-FIやWiMAXなどのモバイルルーターからインターネットにアクセスするのが望ましいです。
また、そもそも自宅に光回線(Wi-Fi)をひいておられる場合は、通信量を利用するのは外出時のみのはずですので、動画や音楽のダウンロードなどは自宅で行って外で視聴するというのも一つの方法です。
このやり方であれば、それほど通信量を消費する事もないため、あまり大きなデータ通信量の契約は不要になります。
通話をよくする人がスマホ代を節約する方法

通信量に続いて、通話料金を節約する方法についてです。
通話料金の節約については下記の二つを挙げております。
- かけ放題プランを契約する
- 無料通話アプリを利用する
かけ放題プランを契約する
通話料を定額にできる「24時間電話かけ放題」オプションをつけるという方法です。
当月中に1,500円~1,700円以上の通話をする場合は、それ以降の通話料金がかからないのでお得です。
(※金額は変更になる場合がありますので、詳しくは下記URLの公式ページをご確認ください。)
2020年8月現在で、キャリアを含めて「24時間電話かけ放題」オプションがある通信会社は下記になります。
Docomoのかけ放題
https://www.nttDocomo.co.jp/charge/keitaiplan-2/?icid=CRP_CHA_to_CRP_CHA_keitaiplan-2
softbankのかけ放題
https://www.softbank.jp/mobile/price_plan/
UQモバイルのかけ放題
https://www.uqwimax.jp/mobile/plan/smart/
※auはオプション提供を終了。
通話アプリを利用する
無料通話アプリは従来の電話回線ではなく、ネット回線を使って通話を行います。
そのためインターネット接続された状態でないと利用できません。
また互いのインターネット通信環境に依存するため、電話回線に比べて通話品質が落ちる傾向があります。 しかし通話自体が無料でできるのは、大きな魅力です。
気を付けたいのは、通話アプリには無料のものと有料のものがある点です。
有料の場合は、月額利用料+通話料金がかかる場合がほとんどですので、注意が必要です。
下記に無料、有料それぞれの通話アプリの代表的なものを記しておきます。
無料通話アプリ3つ
- LINE
- Skype
- Google ハングアウト
【メリット】
- 登録した者同士なら無料で利用できる
- ビデオ通話も無料で利用できる
【デメリット】
- 電話番号にかけることができない
- 着信がわかりづらい
- 音声品質は互いのインターネット環境に依存する
無料通話アプリは、友達登録などをしてご自身のアカウントに登録がある方のみとの通話となり、電話番号が付与される訳ではありません。
電話番号を取得したい場合は、後述の有料通話アプリの項をご覧ください。
有料通話アプリ3つ
- LaLa Call
- 050plus
- SMARTalk
有料通話アプリは、IP電話と言われる050から始まる電話番号を持つことができます。
これにより固定電話や携帯電話番号にかけることができるのが、無料通話アプリとの大きな違いです。
通話料金がかかりますが、携帯電話の電話回線からかけるよりも比較的通話料金は安い傾向にあります。
LaLa Callと050plusは月額料金がかかりますが、それぞれ100円(税抜)と300円(税抜)ですので、それほど負担にはならないかと思われます。
【メリット】
- 電話番号にかけることができる
- 通話料金が安い
- 050から始まる電話番号を取得できる
- スマホ一台に対して、電話番号の複数取得が可能
- 無料通話アプリに比べて着信がわかりやすい
【デメリット】
- 音声品質は電話回線に比べて悪い(互いのインターネット環境に依存する)
割引・キャンペーンを利用してスマホ代を節約

スマホの乗換や契約オプションの中には、キャリアによっては端末代金や利用料金の割引を受けられる可能性があります。
各キャリアで下記のようなキャンペーンを行っている場合がありますので、現在お使いのキャリアや乗り換え予定をお考えのキャリアのホームページなどで確認してみましょう。
- 家族割
- 光回線とのセット割
- 乗り換え割
家族割
例えば世帯主の方の契約を親として、配偶者やお子様の端末を子契約として契約する事で、家族割を受けることができます。
家族で契約する事で、プランによっては前述のようにデータ通信量を家族でシェアできたり、契約内容の一元管理を行えます。
割引の適応は各端末×割引額のため、家族全員が同じキャリアである方が割引額が多くなりますが、子契約の端末は1台からでも割引の適応を受けられるところがほとんどです。
光回線とのセット割
ご自宅の光回線とスマホをセットで契約する際に受けられる割引で、よく家電量販店で目にするセット割です。
数万円単位の大きな割引やキャッシュバックを受けられることもあります。
乗り換え割
他のキャリアに契約を乗り換える際に受けられる乗り換え割は、端末の購入割引の他にも、数万円キャッシュバックというのも以前はありました。
これもその時々のキャンペーン内容によって変わってきますので、各キャリアのホームページやSNSなどをチェックしておきましょう。
まとめ
スマホ代の節約方法についてまとめてみましたが、いかがだったでしようか。
まとめますと、スマホ代を節約する方法は下記の通りです。
- Docomo、au、ソフトバンクから格安スマホに乗り換え(節約効果:大)
- 不要なオプションを外す(節約効果:中)
- ネット通信をよくする人の節約方法
- 特定のサービスで通信量を消費しないMVMOと契約する(節約効果:大)
- ギガ放題を契約して通信量を家族でシェアする(節約効果:中)
- 自宅はWi-Fi。外ではWi-Fiフリースポットを活用する(節約効果:小)
- 通話料金を節約する方法
- かけ放題プランを契約する(節約効果:中)
- 通話アプリを利用する(節約効果:中)
- 割引・キャンペーンを利用する(節約効果:大)
どれか一つでも参考になるものがあれば幸いです。
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